私は、この世の中の物事を、今一度、見直してみています。
見直してみると、物事の状態には二つの状態の間に必ずどちらでもない状態がある事に気づきました。
機械の仕事を一時期していましたが、このどちらでもない状態のことをあそびと言っていました。機械の仕事の世界では、このあそびが重要で、あそびがない機械は動くことができずに固まってしまいます。
また、あそびがありすぎても機械は動くことができません
これは、人の生き方も同じだと思います。
今の状況が苦しいと辛いと思ったら、何もせずにいることも大切だと思います。
ここで、ただ、今の状況から逃げるために何処かに出かけたり、買い物をしたり、世間的に流行っている遊びは効果がありません。
その行動の起点(心持ち)は今の状況から出た行動なので、形が変わっただけで、その行動の結果は、同じ結果になります。(苦しかったら苦しく、辛かったら辛く)
そうではなく、何も考えず、何もせずに、心の状態を苦しい状況から離れて、ニュートラルの状況にすることが重要です。
今の状況から離れる事も必要な事だと思いますので、苦しかったら、やめる選択もありだと思います。
ただ、やめた状態を続ける事もいけないので、自分の心がニュートラルになったら、次の事を起こすことを探して、行動を起こしてください。
その、準備としてのあそびは重要だと思います。