現在、私は一人で会社を経営しています。
一人で独立するキッカケになった方から、紹介されたのが
「嫌われる勇気」です。
紹介されてすぐに読んだので、もう、何年も前に読んだのですが、
読んだ時に、何か、今までの心理学とちがい、禅的な考え方だなと感じました。
そして、「嫌われる勇気」の根底の考え方(話を作る上の基礎)が
アドラー心理学である事を知りました。
アドラー心理学を紹介するために書かれた本と言った方が良いのかもしれません。
「嫌われる勇気」のどこが禅的かと言うと、視点の位置が原因論では、
多くが自分の外にあるように語られているように感じていましたが、
この「嫌われる勇気」では自分から湧き立つ感情と対峙して、
感じ、行動する判断とするところがとても、私的には心地良かったです。
私自体は禅を少しかじっただけですので、本格的にされている方からしたら、
「こんなのは禅的ではない」と言われるかも知れませんが、
「モノの見方」ところでも書きましたが、今までと違う視点を持つ(にする)事が、
私は重要だと思います。
その点では、この「嫌われる勇気」と言う本で、今までと違った心理学である。
アドラー心理学に触れたことは良かったと思いましたし、自分の中では、
禅的な考え方で生きていくことに、自信が持てた貴重な一冊になりました。
そしてアドラー心理学にもう少し触れてみたいと思いました。
結局、「嫌われる勇気」は今までに2回読んでいます。