【どくぜんの
きびしさなるは
ごうまんさ
きびしさすてよ
じたにやさしく】
【独善の
厳しさなるは
傲慢さ
厳しさ捨てよ
自他に優しく】
◉人が人を思う時は、少なからず、私心、私意、私欲が混じるものです。
全くの私情を挟むことなく、人が人を思うのはなかなか難しいことです。
人は他人(ひと)に厳しく、自分に甘くなりがちです。
相手のためだと思っていても、その正義が正しいとは限りません。
その正義は浅き人知での基準からのものであり、独善なるものでないか。
厳しさの奥の傲慢さではないか。
自分を他人より上位と捉え、他人より優(まさ)っているとはき違えてないか。
神が望むのは、厳しさより、人の心を素直に感じ、共に悲しみ、共に苦しみ、共に喜ぶ豊かな心です。
優しさと厳しさ、元は一つの愛ですが、厳しさを履き違えることのないように。