病の原因と意味

陰陽は、循環表しこの世を動かす根本原理。

宇宙は、陰陽二つが合わさってこそ、循環始まり、全てが進化発展します。

陰陽無ければ循環回転することもなく、命も生も光もなくなり全ては停止。

人間の心も、陰陽あって初めて働きを為します。陽のみが良いと感じますが、真理は違います。

心の曇りは陰であり、汚れを示し、心の光は陽です。

陰のみにても良くなく、陽のみにても治(おさま)りません。

自分の中も、陰陽兼ね備え働きを為すので、どちらか片方に偏っていれば、それは病に繋がります。

人間関係も、陰の人は陽を求め、陽の人は陰を求めます。

人間は小宇宙ですので、体の原理も同じく、陰陽で成り立ちますので、体が陰の人は陽の物を食し、体が陽の人は陰を食せば上手く回転し働きます。

ざっくり分けると、陰の食べ物は植物野菜・穀物雑穀・果実、陽の食べ物は肉類・魚類。

疲れや病などは、陽の汚れの表われですので体が衰弱している人は、陽は控えて陰を摂るといいですね。

体が陽の人は強く元気なのですが、陽の食べ物はほどほどにし、陰で補い体を浄めるのが良しですね。(陰にも汚れはありますが)

陰ばかり摂る人は力が不足するかもしれません。

自分の体の陰陽の状態を知り、自分に完全に合った食を摂るのは難しいかもしれませんが、耳を澄まし体の声をよく聞くことが大事です。

神代の時代、人間の食べ物は、動物の肉や魚ではなく、木の実や穀物や植物でした。人の我欲により、肉食が始まりましたが、人の進化の一部である、と神は許して見守り続けています。

肉や魚も時に必要とは思われますが、常時食すは、汚れとなります。

肉は力もあり、食すは害になるわけではありませんが、肉の力に耐え得る体力がないのならば、体にとって汚れとなりますので、控えた方が良いです。

何を摂ってもいいのですが、大切なのは、その食べ物をいただく時の想いです。

食べ物への感謝、命を捧げてくれた動植物への感謝と労わり、優しい気持ち。その感謝なければ、それは体にとって毒となり、滋養とならず病になります。

自分の嗜好を喜ばすだけの暴飲暴食、食への執着は、毒となり体を汚します。

神から賜わった大切な体を維持し、この世での修行をし、役目果たし、命を全うするにあたり、体を浄め強める為に食すのです。

体に合った食べ物とは、それぞれに皆違い、人によりますので、これが正しい!と、人に押し付けるものではありません。

心のどこかに狂いや歪みや囚われがあれば、味覚や嗜好や偏食という形で表われます。

心と体は連動していますので、心に病や歪みを抱える人は、必ず体に表われます。そして、体は衰え、心はさらに負に傾いていきます。

心と体と魂は一体。体の健康は、体にだけ目を向けるのではなく、心も、魂も、影響し合っていますので、全てに目を向けましょう。

人には体があるので、そこに支障を起こして、人の悟りの機会を与えられるのです。

想念のみでは気づかぬことでも、肉体があることで気づきも早いです。

神は、全ての人類の生命を、健康に保てるようにと創られました。人の想念や悪業や食の間違いが、自ら心と体を汚し傷つけ貶めています。

病気というものは、

◉寿命を終わらせる為のもの。

◉カルマと清算の為のもの。

◉肉体と精神と魂のバランスの狂いによるもの。

◉過労と疲労によるもの。

◉食事・環境的因子によるもの。

◉遺伝子的因子によるもの。

◉マイナス波動・邪気など、霊的因子によるもの。

などがあります。

人の病気は表面です。病であっても、真の魂の部分には病はありませんので、表面の現象に囚われてはいけません。病の中にも神の光を見つけることこそ、病の意味です。

 

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