あけましておめでとうございます

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

新しき年を迎え、まずは神仏への感謝、先祖への感謝、先人や周りの皆様への感謝を申し上げたいと思います。

 

ありがとうございます!

 

元旦には一年の目標を立てたり、夢を想い描いたりしていることでしょう。

 

運が良いとか、ツキが良いとか言われたりしますが、「ツキ」や「運」は決して偶然に起こるものではありません。

 

心の修行が必要なのは言うまでもなく、そのカギは毎日の努力精進・積善にあります。

 

そして、常に自分の夢・目標を潜在意識に自己暗示として明確に映像化し、具現化し、行動することです。

 

素直な心で、どんな小さなことにも真心を込めて有り難くやらせていただく姿勢、毎日笑顔で明るい日々を送ることこそ、幸運に添う最良の道なのです。

 

人は皆欠点があります。自分の欠点、不足、至らぬ所はなかなか見えず、気づかないものですが、謙虚になり、心静かに穏やかに素直に神と対峙して、自分を見つめれば、自ずと見えてきます。

 

それらが無しと思えば直ることも無く、またそれらがあると思い、こだわり、とらわれたりすれば、心の曇りとなります。

 

人は皆神の子、神の分霊(わけみたま)をいただいている神の分身なので、魂は神と直結しています。

 

私たち人類の霊魂は、天津神(あまつかみ)より授けられた、荒魂(あらみたま)・和魂(にぎみたま)・幸魂(さきみたま・さちみたま)・奇魂(くしみたま)の四魂で構成され、それらを直霊(なほひ)が司っています。

 

荒魂には「勇」、和魂には「親」、幸魂には「愛」、奇魂には「智」というそれぞれの魂の機能があります。

 

◉荒魂・・・耐え忍びコツコツと努力し、人慾(わたくし)のために争うことを恥じらい、行動力を以て善事正行(よごとまさわざ)には勇みを振り起し力強く前進する「勇」の用(はたらき)が強い人。

 

◉和魂・・・調和や平和を望み、改言改過(あやまちをくひ)、人々と親しみ交(まじ)こり、善言美詞(みやび)の神嘉言(かむよごと)を以て神人(かみびと)を和むという、親和力、「親」の用が強い人。

 

◉幸魂・・・生成化育(かむながら)の大道(おほみち)を畏(かしこ)み、思いやり深く、森羅万象全てを大切に愛するという、「愛」の用が強い人。

 

◉奇魂・・・奇魂の智(ひかり)により異端邪説(まがのをしへ)の真理(ことわり)に狂へることを覚悟(さと)り、分析力や観察力や理解力を以て真理を求めて探究する「智」の用が強い人。

 

経魂(けいこん)であるニ魂の荒魂・和魂が主宰する神魂(しんこん)を「厳(いづ)の御魂(みたま)」と言い、これが火であり陽の御魂です。

 

緯魂(いこん)であるニ魂の奇魂・幸魂が主宰する神魂を「瑞(みづ)の御魂」と言い、これが水であり陰の御魂です。

 

厳の御魂と瑞の御魂が合一(ごういつ)した至霊(しれい)を「伊都能売御魂(いづのめのみたま)」と言います。

 

私たち人類は皆、それぞれの魂を、陰と陽どちらにも偏ることなく、四魂も偏ることなく、調和のとれた完璧な状態に、魂を磨き上げる為に地球に修行に来ています。

 

修行の第一歩は六根を清浄にすること。

 

眼・耳・鼻・口・身・心の全てが同時に神の意のままに動くことが神人合一。

 

過去・現在においての六根全ての邪気・因縁因果の一切を清め、人間神化(進化)と宇宙進化の為、共存共栄し、それぞれの役目を果たし、生きることができるといいですね。

 

令和三年、皆様の一年が幸多き素晴らしい一年となりますことを心からお祈り申し上げます。

 

日の出

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