『リ・理』とは『天之極まり也』、親神の絶対的な筋道であり、働きであり、道理、原理、真理なり。
陰陽(水火)バランスよく双ぶ形で万物全てに『リ・理』有り。
人の脈絡が循環するのは人の『リ・理』。
人の息も『リ・理』。
木の木目も木の『リ・理』。
石や岩の模様や筋も『リ・理』。
竹や樹木の筋も『リ・理』。
『リ・理』有りて事を行う時は、事がスムーズに運び上手く行く。
逆に、『リ・理』無くして事を行う時は、事がスムーズに行かず、しばらくは上手く行ってるように見えても、必ず途中で行きづまったり、崩壊したりする。
竹や木、縦に割る時は『リ・理』有りて、スムーズに割れるが、横に割る時は『リ・理』無く上手く行かず。
これを『無リ(理)』と言う。
私たちの生きている全てにおいて、この『リ・理』がある。
『リ』は、言霊的に『細く尖(とが)る』という意味もある。
『ハリ』『ヤリ』『キリ』『クリ』など。
『リ・理』は、陰陽極まったバランスのいい状態。収まる時は和し、それが動く時は、穴を開けたり、裂いたりする。
人間の息も陰陽極まった時、天地に響く息を吐き、人の魂に響く言霊を発することできる。
脈絡・氣を極めた陰陽バランスのいい氣の流れの人は、人の氣に影響を与え、病気を治したり滞ったエネルギーを活性化したり、筋肉をほぐしたりし、肉体から精神に連動させ心身共に楽にしてあげる事ができる。
全ては、この『リ・理』があるかどうかということ。
陰陽(水火)2つが極まった天地の『リ・理』に適う生き方をしていたら、これほど地球や社会やたくさんの事も壊れず、もっと愛ある世界になっていたのでしょうが、あまりに壊れすぎました。
知らず識らずのうちに、壊したり、傷つけたりしている私たちです。
自然、人、接する全ての物(者)から学ばせていただき、天の理を心に映し、宇宙摂理に沿った生き方ができたらいいですね。