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3Dプリンタによろ簡易測定治具の作成

測定業務を行なっていると、測定物を固定したいが形状によっては固定することが困難な場合があります。

1個や2個なら良いですが、10個や30個になると即席の治具では固定するのに時間がかかってしまい、効率が悪いです。

測定治具を作るにしても測定プログラムを作成しないと軌道がわからないことがあるし、正式な治具を作るのに時間がかかってしまい、測定する時に間に合わないなどがあります。

そんな時に3Dプリンタを使用して、簡易的な治具を即席で作ることにより、行程能力検査時などの準備段階での測定にも即座に対応でき、測定プログラムの軌道の検討も事前に検討でき、正式な治具を作成する時に変更手間を減らせることができると思います。

簡易測定治具を作る手間と費用はかかりますが、時間的、変更費用がかかった場合の事を考えると手間と費用をかけても効果があると考えられます。

実際に、今まで即席の測定治具で測定していた仕事がありましたが、3Dプリンタを導入して、それ用の簡易測定治具を作成して、測定したら、今までよりも効率的に測定ができました。

作成にも設計から作成まで、2~3日程度でできました。

今後は、活用できる事が証明できたと思います。

3Dプリンターの導入

当社が、3Dプリンターを導入した理由は、

切削加工ラインの工作機をセットアップする時に仕事をしていた時に、

加工品がなくて待ちをすることがよくありました。

測定業務を主体とした時も加工品がなくて、

測定プログラムを作れず、

納品日近くになり慌てて測定プログラムを作ったりと

作業の効率が悪いと感じていました。

3Dデータがあれば、測定プログラムはできるはできますが、

固定するための簡易ジグ等や固定するための道具の干渉がわからず、

測定プログラムを書き換えなくてはいけないなどと言うことがありました。

以上のようなことがないように一番いいのは加工品等があれば良いのですが、

加工品がないのであれば、以前から

「3Dプリンタを使って手っ取り早く

加工品を作ってしまえばいいのでは」

と思っていました。

昨今は、3Dプリンタもホビー用であれば、

低価格で購入できるので、

目的が、一時的なものであるものであるので、

そこそこできれば良いので、産業用の高価格のものではなく、

ホビー用の低価格のもので良いと判断して今回、ホビー用のものを

購入しました。

すでに、上記の理由で作成して納品しています。

また、上記の理由で、ある大手企業でも同じように3Dプリンタを

使用していることを耳にしました。

今後も、上記以外でも、使用方法を考えていきたいと思っています。

CADデータ内の点データを取り込んだ時の注意点

CalypsoでCADデータを取り込んでCADで作成した点を読み込んで測定する場合

CADデータ内から点要素を取り込んだ場合、測定結果が悪い場合は点要素が空間点でなく、接触点となっている場合があるので、評価ボタンから空間点モードの欄が接触点になっていたら空間点に変更して測定してみる。

CADデータ内から点要素を取り込んだ場合は空間点モードが接触点となっている。

isInspectReport(iPad版) Ver3.0

isInspectReport(iPad版) Ver3.0をリリースしました

変更点は

・ドキュメントベースに変更しました。
・図面(PDF)に番号を追加する機能を追加しました。
・図面と測定結果で参照することができるようにしました。

です

このバージョンは2021年3月末日まで無料で公開しています。

定価は¥5020(税込)-です。