【うまれてゆ
おかししつみを
かみにわび
きよきみたまと
なさしめたまへ】
【生まれてゆ
犯しし罪を
神に詫び
清き御魂と
為さしめ給へ】
◉ 人は本来 罪深き存在、生きる全てが罪の連続で、他を傷つけずに生きることができません。
それ故に、我々人類は自分自身の罪、家系の罪、民族の罪、地球人類の罪など、永きに渡り積み越した罪と穢(けが)れを、禊(みそ)ぎ贖(あがな)う為に、この現世 で賜りし命のある意味を、よくわきまえて、謙虚に、慎しみ深く生きなければなりません。
罪を詫び、贖い、神に許されこの世に命を賜ったこと、また魂を磨く機会を賜ったことに深く感謝すべきです。
しかし、人は神の慈愛にも気づかず、この世に生かされる意味も知らず、不平不満愚痴ばかり、愚かな罪を重ねます。
自分の罪には甘く、他人(ひと)の罪は厳しく処し、法を定めて、罰を科します。
人が人を裁く権利はありません。人を裁くことも罪になります。
人が許されているのは人を許すことのみ。
罪は独りの罪ではありません。
この宇宙に存在するものの全てが繋がり、縁あるのです。
目の前に展開する事象現象は、自分とは関係ないように見えますが、全ては同根、一つに繋がっています。
ですから、独りの犯した罪も、独りの正義も、自分自身の中にある幻であることを自覚し、神の視点で物事を見なければなりません。
今現在の地球を覆う風潮は、まだまだ自己中心的な生き方の人が多く、調和の世にはほど遠いです。
我欲。その最たるものが戦争です。
また、人類が犯した中でも、最も重い過ちは原子を利用する発電。
これは自然の摂理に大いに反し、自然の循環を乱し、宇宙の則を根本から崩しました。
森羅万象全ての調和こそが、宇宙のあるべき姿であり、原子力発電は、神への冒涜。
人は自然の一部であり、自然の中にあり、自然の恵みがなければ生きられません。
原子を破壊するという、人類の犯したこの罪の重さを自覚し、人類皆が悔い改め、この大罪を償う必要があります。
人類が覚醒し、罪、穢れ、過ちを浄化し、摂理に沿った生き方、自然と共に生きる道を進むことが急がれます。
この世のことは人が起こすもの。
神が起こすのではありまません。
人の祈りや行動が起こすものです。
人は神から賜った魂を大切に、短い生を人を助ける為、人を愛する為、利他心を育む為に使い、調和の中で生き、霊性を磨き、神性にまで高めることに務めなければなりません。