この世を守る球となれ

真の行とは、忍耐継続。

 

困難を困難とせず、苦を楽に変え、今の境遇、環境に感謝し、歓びと思える、強さを育み、己を鍛えよ。

 

御魂の成長、向上のため、神から享けし命と生。

 

真(まこと)の意味を汲み取りて、試練を乗り越えよ。真の愛は厳しくもあり。

 

多少の困難は当然のこと。

 

困難なれども、神の救いを待つになく、己の力で切り拓くべし。

 

大地に根を下ろした大樹の如くに、雨にも風にも耐え忍び、次なる世代の礎となれ。

 

今の時代に生まれし意味を悟れよ。

 

次元転換のこの時代、神のご意図と真の意味を読み取りて、ご経綸を、宇宙の仕組みを、進めてゆけよ。

 

神のご意図をこの世に映すは、人の役割りなり。

 

人は、神の願いを実現し、働き担うもの。

 

神は、人が努力精進重ね、尊き高き魂へと成長するべく、光を示して導かん。

 

なれば、気づきし者は迷い、疑いを捨てて、神の手となり足となり、働き、己の役目を全うするのみ。

 

答えは常に己の内にあり。外に求めるなよ。外に求めても、何も得られず。

 

ちまたの風聞、流言に惑わさるることなく、しかと見極め、己のなすことをよく見定め、己の役目を果たし、生を生き抜き全うせよ。

 

不平不満は心の貧しさの表れ、喜び感謝は豊かさの表われ。

 

神は平等に恵みを与えらるる。

 

心の豊かな者ほど恵みを収むる器は大きく、わずかな恵みにも歓び、感謝を捧げ、どんな小さなことからも学びを得て魂浄まる。

 

不平不満言う者は、器も小さく、神の恵みに気づくこともなし。汚した魂、器を浄めて、神に詫びよ。

 

先ずは、この世に己の生あるを、命あること感謝すべし。

 

生まれて今日まで無事に過ごせしこと、多くの恵みに感謝せよ、今も生ある奇跡を悟れよ。

 

人生で出会いし人は皆偶然でなし。困難苦難も全ては魂の禊ぎのためならざるや。

 

禊ぎとは、神の恵みの一つなり。貧困、病い、事故、挫折、己の関わる不幸全てに、神のご意図の込められたる。

 

禊ぎは苦しく、耐え難きものなれど、不幸の裏に隠された光をいかに見つけて、神の願いに気づき、感謝の想いへと高め得るか。

 

神の慈愛に気づけよ、人よ。

 

この世に生まれし意味を知りたし。この生と命を以って何をか果たさん。

 

答えわからず、迷い悩める者多し。なれど、答えは一つなり。

 

ただに地道に生きること。

 

人は努力精進、己の霊行積み、魂の位相を高め、浄めるのみ。

 

全ての事象に、神を見よ。

 

己の行う全てのことが、神の心に適うよう、自ら諌めて、励むがよし。

 

少しの迷いも、躊躇も要らぬ。ただ神の仕組みに委ねれば、なんの苦しみ悲しみがあろうか。あるのは、喜び、感動、感謝のみ。

 

我欲と我執が、人の煩悩苦悩の始めなり。

 

神は示さん、人の在り方を。

 

まずは、神への感謝を祈れよ。神から尊き魂賜り、この世に生かされしことを。

 

次に、人への感謝を祈れよ。己を助け、支え、学びを与え、己の魂の成長の為に、力を、恵みを与えし縁ある周りの者たちへ、感謝を捧げよ。

 

さらに、人類全ての幸せ祈れよ。宇宙の根本原理は循環なる。己の幸せのみになく、人の幸せ願わば、その幸せは、また己に返らん。 

 

そなたの魂は、何を祈り、何を願い、何を望み、何を求めておるか。己の在り方、魂の姿、全ては祈りに表れん。

 

神は一人ひとりの魂が、浄まり高まり、人を導く魂に成長し、この世をさらに豊かにすることを願ってやまず。

 

祈りの波動を高めて、響かせ、波動を広げよ。高き波動は、この世を浄め、命を揺さぶり魂を浄めん。

 

人の魂、一つひとつが、地球の進化を進める力。

 

人と人が結び、和を成して、その和は輪となり、地球も宇宙も結びゆく。

 

その輪は、一つの巨大な命となり、この世を守る球となる。

 

冠雪富士

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