全ては心の持ち方一つ

この世は迷い悩める者多し。なれど、答えは自ら探すもの。

 

真の行は、忍耐継続、ただに地道に生きるのみ。

 

逃げの言い訳、あきらめ、投げ出し、神から離れることなかれ。

 

辛き困難なるも、やがては明るき光は照らされ、悟りとならん。

 

目先の苦しさ、とらわることなかれ、苦難を苦難と思うなよ。

 

神の真意を読み取り、禊ぎの機会と捉え、神の慈愛と歓べよ。

 

全ては心の持ち方一つ。

 

神への感謝を忘れず、辛抱忍耐、苦難を乗り越えようと努力する者は、必ず神に救われ、自ら立ち直りゆく。

 

この世の苦しみ、不幸を招く素は、己の内にあり。病い、貧困、同じなり。

 

気づかず、その因を外に求め、不平不満言えど、神は何も与えることなし。

 

神に救いを求めることなしに、己の力で切り拓き、前に進むべし。

 

無欲無私に、何事にもこだわらず、執着せず、素直に生きることは最高の幸せなり。

 

人はこの世の短き生を、人を愛し、利他愛を養うことに使うが肝心。

 

人の幸せ喜ぶ心。

 

人の為にと与える心。

 

人の心の真・誠(まこと)の姿、己の命そのものこそが神の恵みと深き愛。

 

御魂の中に神の願いは込められ息づく。

 

この世の全ての命こそ、まことの豊かさなり。

 

悲しきかな、人は真の豊かさ気づかず、堕落、退廃。

 

人間心の浅知恵は、己を高くに見誤る。

 

人は己に甘く、己が大切。人に厳しく、己と意見合わぬ人、厳しきこと言う人を疎ましく思い、憎しみさえ持つことある。

 

魂に優劣、上下もなし。誰もが神の子、皆元一つ。

 

人の意見、忠告に耳も貸さず、批判、否定、意見合う人との関係のみ求めれば、己の成長は望めぬ。

 

この世は、互いが互いを補い合いて、学び合う修行の場。

 

意見異なる他者がいてこそ、学び合い、この世の調和ももたらされ、魂成長、命も輝くなり。

 

他者の言葉を己の狭きものさしだけで見ることなく、

 

己を見つめる糧とし、神の言葉として受け止めよ。

 

人の感情に同調し、落ち込み、地の波動や人の発する波動を受け、体調崩し、負に傾くは、まだまだ修行足りぬ。

 

己を浄化し整えることは、周りの全てを浄化することにも繋がり、己を守る結界にもなるなり。

 

 

いついかなる時も、調和円満の意識で生きる事肝心。

 

宇宙万物全てに宿れる神の慈愛に感謝を捧げ、人の邪気に同調することなく、

 

ただ、ただ感謝を発するのみの己であれ。

 

肉体、精神、魂の調和が取れ、中庸の状態保ててこそ、真の己の姿表れん。

 

体緩め、心緩め、ありのままに己を表現し、光を放ち、神の御意思に従い、明るき波動を発する魂(たま)なれ。

 

人の進化は全体のもの。全てが共に目覚めるもの。

 

神に向かい、神に委ね、我執を取り去り、汚れを祓い、曇りを浄めるは、永遠なる人の務め。

 

無為の無欲で、行ずべし。

 

無為とは、何もしないことではなし。

 

無が為す、作為をしないということなり。

 

心を空にし、己の内に働く自然な波に従い、自由な境地で生きること。

 

行に終わりもなければ、努力に完全もなし。

 

無が為すままに任せ、よくよく励んで努めよ。

 

花

カテゴリー: 言の葉 パーマリンク