ミロクの世創り

我無く、欲無く、己無く。

 

天の御意思(みこころ)に 人の心通じゆき、相和し命を観じるとき、生きとし生けるもの、全てはらからなるを識る。

 

全てが我の力に非ずを識り、己無くし、神の御意思が己の意思となる時、人は宇宙と溶け合い、神の御意思をこの世に映す。

 

天の意のまま、時と空をなぞらえ、全てに心を尽くす。

 

御魂の進化永遠なり。

 

困難、挫折、試練、失敗、多々あろうが、弛まぬ努力と鍛錬必要。

 

全てを学びと受け入れ、我欲も、力みも、驕りも、捨て去りし時、心自由に解き放たれ、魂は光を放ち宇宙と共振始めん。

 

人の魂、清き振動振るわさば、この世の全てを浄め、全てを整え、癒しになるなり。

 

神の創りし全ての命は、互いが互いを補い合いて、護り合う、全てでひとつの大生命体 、大循環体なり。

 

全ては波動なる。

 

神の波動に己を高め、共振し、この世に響かせよ。

 

ミロクの世とは、次なる世。

 

この世の大改革を終え、次なる次元に高まりし後、神と共に生きる浄土なりて、神の真理を信じ、素直な清き心の意識高き者の生まれ変わるを許されるなり。

 

曇り多き汚れし魂には、ミロクは辛く苦しく耐え難き世なり。

 

ミロクの世創りとは、弥勒(三・六)の神理氣の中で全てが循環為す、調和の良き世を創ることなり。

 

人は、神の望まる心の高さへ磨き浄め、日々の努力を怠るなかれ。

 

次なる時代の幕開けのため、多くの目覚めし人の力が必要なり。

 

宇宙摂理に合わぬもの、不要なものは全て取り除かれて、浄化は地上をくまなく覆わん。

 

神の御意図は、神の世界をこの地上に映すことなり。

 

神は地球を救い、人類自然を残したし。

 

明るき未来になるも、ならぬも、人次第。

 

人の心の想念一つで、動きも流れも変わりゆく。

 

人の曇りが増さば、浄化は進まず、穢れるばかり。

 

この世は、人の想念そのまま顕れる世なり。

 

己の中に、暗き低き想念あらば、目の前にそのまま暗き事象現象創り出す。

 

己の考え方一つで、己の人生を破壊するも、素晴らしき世界にするも可能なり。

 

己の心が、それと同種のものを引き寄せ、目の前に同種の世界を創り上げるなり。

 

己が、今幸せと感じるならば、己の内に明るき考えを巡らせているから。

 

己が、今不幸せと感じるのならば、己の内に暗き考えを巡らせているから。

 

案じる心や迷いの心は、波動となりて広がりゆかん。

 

その波動は他に及び、この世を覆いて光を閉ざさん。

 

暗き思いは取り去り、良き思い、明るき思いで、己を満たせよ。

 

この世の事象現象、全て必然なり。神の世界は絶対のみ。神の尺度にては、善悪、正邪も本来なきもの。そは、人の相対尺度なる。

 

人の尺度で生きるは迷いを生む。相対世界の幻に振り回されることなかれ。

 

竹は風に吹かれゆらゆらと揺れる。風が去れば、何事もなかったかのように静かに穏やかに、なんの声も留めることなし。

 

真の強き者は、歯向かうこともせず、風に任せて身を委ね、竹のようにしなやかに生きるもの。

 

命を賜り、今この時に、地上に生まれて生きる意味、神の願いのわかる者よ、己の賜りし役目を、今こそ果たせよ。

 

己の生を輝かせ、光の波動を放ち、気づかぬ者の御魂を目覚ませよ。

 

花

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