今この世に求められるは、神に、己の真心、誠を捧げる、無垢な御魂 。
地に足をつけ、平凡なれども、飽きることなく、止まることなく、続ける努力に価値のあり。
努力精進怠り、楽(らく)して、近道、実りを欲する怠け心は、戒め律しよ。
真なる恵み、慈愛とは、厳しき禊ぎのなきにはあらず。
厳しき禊ぎのなきことを、困難不幸無きことを、神の恵みと誤るなかれ。
己の努力精進、厳しき禊ぎの機会を、与える神のご意図を読み取れよ。
人の救いは、神の御意思(みこころ)伝えることのみ。
人を救うは、その者の、苦しみなくし、苦痛を和らげ癒すにあらず。
この世の苦しみ、悲しみ、困難は、神の恵みの一つなり。
人の同情、憐憫にての、苦痛を和らげ癒すのみは、かえりて御魂の成長妨げ、邪魔となる。
人の行う救いとは、神との縁を結び、目覚ます、それのみでよし。
心と体のゆとり、誠の優しさ、真の慈愛なくば、人の心を衷心から、神へと向け、繋ぐこと能わず。
神が人に望む優しさは、人の心に寄り添い、共に悲しみ、共に苦しみ、共に喜ぶ豊かな心。
神への帰依は、人への帰依と同じなり。
人は神の分御魂、神と人とを分けるなかれ。
人は、神の前にては素直なり。
人の前にても素直になれよ、優しくなれよ。
神代の時から、神はこの世に神の世を、顕現せんと願い続ける。
宇宙の原理は調和すべく、循環するもの。
理に適わねば、淘汰されるは避けられぬ。
この世を今すぐ無の状態にするは、神にはいとも簡単 なれど、人間生かし、立て替え立て直しするが、神の願いなれば、痛みに耐え、己の不調和正し、地球の破壊を食い止めよ。
今為すべきことは、魂の浄化であると悟るべし。
心の中の神の居場所を浄めゆけ。汚さば神は降りられず。