Calypsoの断面形状測定
Calypsoには標準で断面形状を作成する機能があります。
CADデータがあれば断面を作成してその断面に沿った測定要素を
作成して、測定することができます。
Calypsoには標準で断面形状を作成する機能があります。
CADデータがあれば断面を作成してその断面に沿った測定要素を
作成して、測定することができます。
ATOSの測定時にクオリティ欄に”!”がつくことがあります。
クオリティ欄に”!”が何かしらの測定品質にかかわることが
アナウンスをされます。
暖気不足であったり、測定データの位置計算の誤差であったりします。
暖気を十分に終えて測定に入って幾らか測定をした後に”!”が
多く出る場合は、一番最初の測定の時にポイントマークを多く、
認識させておくと出にくくなるようです。
ATOSでは測定データの量が比較的多いので
測定回数を重ねていくと最後に保存しようとした時に
保存処理に結構な時間をとられることがあります。
時間に余裕があるときは良いのですが、
ない時にはイライラするしてきます。
私が保存に関して心がけているのは
測定していない最初の段階で一度、最終的な名前で保存しておきます。
そして、最後に保存を行うと比較的、保存処理が速く終わります。
ATOS測定時の環境について
弊社では蛍光灯の下で測定していましたが、
最近は蛍光灯を消して暗くして測定をしています。
暗いほうがハレーションを起こしにくいようですので
そうしています。
ATOS測定時していて
測定時は良い面だったが
STLに変換する時に平面が逆立ったような面が作られることがある。
このような現象のときはもう一度、その箇所を測ってみてください。
STLの変換時に平面となることがあります。
ATOSで測定シリーズの中に測定クオリティという項目があります。
これ、測定していくと時々”!”マークに変わります。
この”!”マークですが測定を何度かすると
ついたり、別の測定箇所についたりします。
気をつけるに越したことはないと思いますが
タイミングとしては測定が終了した時点で確認してみてはどうでしょう
ATOSInspectで測定要素をフィット選択する時に対象の部分をCTL+右クリックします
CTL+右クリックで測定したい要素が出来ない時がありますが
出来ないときは領域で選択した後にフィットで要素を作ることができます。
ATOS_STL作成するとカメラからの画像を表示している。
ウインドウが消えて測定しようとしても受け付けない状態になります。
再度、測定したいときは
「メニュー」-「デジタイズ」-「センサ」-「センサを開始/終了」を
選択することでウインドウが開き、再測定することができます。
地球上にいる以上測定物を空間上に固定するものがなく、
浮かばせておくことができないので、
どこかが測定できない部分が出てきます。
測定できない部分は分けて測定するしかありません。
ATOSでは表裏の貼り付けが出来ます。
測定物にポイントシールを3ポイント以上貼って
面を合わせることができます。
あまり小さなものだとポイントシールが貼れませんので
その時は、工夫する必要があります。
なるべく測定物との接触点(測定できない部分)を少なくする等、
いろいろ考えられます。
CADデータがあればCADデータで合わせることもできます。
弊社では三次元測定機に工具顕微鏡をつけて測定することが
あります。
プローブが入らない狭いところや
薄すぎてタッチできないところなどに使用しています。
工具顕微鏡の専用機もありますが
三次元測定機に付けて測定することで
専用機よりも広い範囲を測定することができます。
測定精度も測定物によっては問題ないレベルです。
結構、便利に使用しています。