地質学的な視点から見ての祈り

『どういうふうに祈っているのですか』という質問がよくあります。基本的には、感謝に尽きるのですが、今日は、祈る時のひとつの視点を取り上げてみたいと思います。

祈る時に、祝詞を唱える・その地のエネルギーの状態や流れや神々のメッセージを感じとりながら祈ります。

そして、ひとつの視点として『地質学』も考慮して祈ります。

地球は、地殻とマントルの最上部を合わせた厚さ100キロメートル程のプレートと呼ばれている10枚程の岩板に覆われています。

それらは、水平方向にゆっくりと運動していて、プレート境界部では、プレートがめくれ上がったり下にもぐり込んだりして、大陸や島ができ山脈が成長したりします。

日本列島は、北米プレートとユーラシアプレートに乗っかっていて、この二つは東から太平洋プレートに、南からフィリピン海プレートに押され、フィリピン海プレートと太平洋プレートは海溝やトラフを作ってもぐり込んでいます。

ですから、日本海には三つのプレートが一ヶ所で接しているトリプルジャンクションが二つもあるということ。

伊豆半島は、北米プレートとフィリピン海プレートとユーラシアプレートが接しているトリプルジャンクション。

そして、同時にフォッサマグナ地帯でもあります。

日本列島の中央部には大きな断層があり、日本列島を東西に大きく分けています。

二つの断層は、糸魚川―静岡構造線と呼ばれ、このラインを境に、東側のフォッサマグナ地帯は2000万年前より新しい地層で、西側は約1~3億年前のものと推定さてれています。

つまり、大地震で地中のプレートに歪みが生じた場合、地質が大きく違う断層に亀裂が入り日本列島が真っ二つになる可能性が大ということです。

何年か前から、たくさんの神々から『日本列島が真っ二つにならないように祈って欲しい』と何度も何度もメッセージをいただいていましたが、最初の頃は、地質学など深いことを全く勉強していなかったので、具体的なことがよくわからず浅い祈りになっていました。

しかし、今は地質学的なこともしっかり勉強した上での祈りをしています。

糸魚川ー静岡構造線・柏崎ー千葉構造線・新発田ー小出構造線をイメージし、北から、焼山⇒妙高山⇒黒姫山⇒飯綱山⇒八ヶ岳⇒富士山⇒箱根⇒天城山と続き、その先には、伊豆諸島があります。

だから祈る時に、地下のプレートにも意識を向け、且つ、フォッサマグナ地帯にあるそれぞれの山々にも意識を飛ばしながら祈ります。

それぞれの山々や島々には直接行っているのでイメージもしやすいしその地の神々ともエネルギーを繋ぎやすいです。

ひとつの小さな視点に集中することも大切ですが、日本列島や地球という大きな視点から視ることもとても大事だと感じています。

こういう視点にも意識しながら祈ります。

地と地の繋がりが強くなるということは、その地に住む人々の繋がりも強くなるということ。

そして、そのまた逆も然り。人と人が強く繋がり合えば、その地と地の繋がりも強くなる。

ですから、フォッサマグナを境に東日本と西日本が真っ二つになる可能性が大であるのならば、人と人が良き形でガッチリと繋がることで真っ二つになることも避けられるのではないかと思っています。

実際、神々からそのようなメッセージもいただいています。

人と人がしっかり繋がれよ!と。

だから、私は、これまでに御縁いただき繋がっている方々を大切にしたいし、これからもたくさんの人たちと御縁を結び良き繋がりを作っていきたいと思っています。みなさま今後ともどうぞよろしくお願い致します。

山脈

カテゴリー: 言の葉 パーマリンク