一人の命にあらず

今この地球(たま)は急激な新しい変化の波に飲まれ、最も低き暗き時代なり。

 

希望も光も失い、生きる価値さえ見出せず、進む方向わからず、何を信ずべきかもわからず、神の光の届かぬ者も多し。

 

神の光見えず、声届かず、暗闇の中で彷徨う御魂には、まずは人の優しさ温もりが必要なる。

 

心を溶かす真心こもる温かな言葉と心で、心を和らげ、和ませよ。

 

心の傷を癒し、安らげ、渇きし心に潤いを与え、見捨てることなく、神の光を注ぎ続け、命の息吹を蘇らせる手伝いをせよ。

 

人には人にしか為せぬ役割あり。

 

心静まり、穏やかなりて、心身の余裕生まれ、希望生まれ、光に気づきし後、神の前に導き、神と結べよ。

 

人の行う救いとは、内なる心の奥の、眠れる神の存在を目覚まし、神との縁を結ぶこと。

 

人を救うも精進も、独りの救い精進に、無し。

 

己の先祖も、相手の先祖も、子孫の霊行、精進により、すべてが救われるなり。

 

一人の命にあらず、霊行ならず、精進ならず。

 

この世は、一人の集まりなり。

 

人の汚れも、己の汚れと心得よ。

 

全ての者が、一人ひとりが曇りを浄め、自他を救う心を持てよ。

 

人が浄まらざらば、己も浄まらず。人救わざらば、己も救われぬ。

 

なれば、己一人の浄め、己一人の救い求むるな。

 

今この世に生を受け、生かさる者は、責任重しことを自覚せよ、肝に銘じよ。

 

白い花

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