神の仕組みにより、神から与えられるが命なり。
人の肉体に宿りてこの世に降りるが魂、肉体動かすが命なり。
故に、肉体滅びし後は命は消えゆく。
魂は、生と死、この世に生を持ちこの世で修行する時と、死してあの世に還りあの世で修行する時を繰り返す。
それぞれの魂は、この世で肉体を持ち、それぞれの役目を担い、それぞれの行を積む。
この世と、あの世、肉体有る無し違いはあれど、命の続く限り、修行は続き、貫くものは一つなり。
神の御意思に通じ、己の存在の意味を知り、己の役目を悟り果たさんとする御魂を導き、神の世界をこの世に顕すを、全ての人類に切に望んでおられる。
何ら特別の修行要らぬ、苦行も要らぬが、日々の単調なる繰り返しを堪えること難く、続けること難し。
なれど、日々が大事、大切なり。
日々の行に堪えること難く、飽き、人と比較し不平不満愚痴消えずば、人は容易に、堕ち、邪に傾き、邪神に、惑わされ、もて遊ばる。
不平不満、人との比較は、迷いの素となり、隙となる。
己のみに関わる病苦、事故、災害のみでなく、世に起こる全てから、単調な日々の生活の中の事象現象全てから、神のご意図を読み取る努力をせよ。
神の御意思を映す命と魂は、神の御意図を実現させる為、生が与えられる。
人の肉体は永遠の生は与えられぬ。
己の行い、己の魂、よくよく戒めよ。
我執を取り、濁り曇りを祓い浄め、無私無欲で行じ生きる、そは永遠に終わらぬ人の務め。
一時一時が永遠に巡りゆく、終わることなき無限の瞬間。
許されし、短き生の時を浪費すな。
二度と巡らぬ一期限りの、神の慈愛の生なれば、時の命を刻みて、その生を大切に燃焼し尽くし、尊び生きよ。