神の祈りと願いがこめられたる、人の肉体、魂は、本来、神の御意思(みこころ)を実現するよう、無限の力と恵みを備えたり。
人は、神のご意図に応え、魂を浄め、力を残すことなく使いきり、使い果たすが使命なり。
人にはそれぞれ、役割、使命、霊行あり。
己の心身、魂を鍛えて、禊がれし後、神とのご縁深まりて、尊き役目を賜りし。
禊ぎ浄まりし御魂には、神は必ず御魂に見合う役目と霊行を課して下さる。
神とのご縁を結ぶは易きなれど、霊行遂行するは、幾多の困難苦難あり、忍耐要する。
努力精進なく、霊業怠るなれば、役目も下ろされ、 初めから、再び行のやり直しとなる。
霊業は厳しきなり。困難、試練を耐え忍び、最大限の努力を尽くし、神の御意思に適うまでに魂を磨き上げ、鍛えねばならぬが理(ことわり)なり。
使命悟りて、その使命果たすには、数々の苦難があろうが、その苦難は己の魂浄化し成長させるものであり、喜び光に繋がる苦難であり、有り難きものである。
苦しいから、辛いからと命断つ者、また、命の大切さ、地球に生まれし真の意味を悟れぬが故、安易に他人の命を奪う者も多し。
人の多くは、真の苦の意味悟れぬが、苦の先には必ず光あり。
己の使命知りたしと願うなれば、己の内なる神に問いかけるがよい。
他者の言霊に惑わされることなかれ。
真の答えはそれぞれの魂が知っておる。
悟る仕組み、気づく心、良し悪しの分別、みな分かりおる。
それぞれの者、その者の内に悟る仕組みは授けておる。
宇宙の根源と繋がりて、天地自然の法則に従い、真の光となりて生きるなれば、自ずと使命悟りて、その流れに導かれん。
その運命(さだめ)を決めゆくは、人の生き方、心の持ち方次第、なれば人は、努力精進怠ることなかれ。
人の魂は神の光の一部を分かたれ、肉体に命を与えし力なり。
人の命は己一人の命でなし、己に権利もなし。
人の命は宇宙の命。
宇宙は命の根源。
神から賜りし命で、神の手伝い担い、己の役割、使命を果たす、そが当然の務めなり。
魂は、不滅の命。死して後にも命は続き、宇宙に融和し還りゆき、宇宙の命を豊かに富ます、宇宙進化に貢献せん。
使命果たさぬは神への冒涜と知るが良い。
一は全なる、己なる。
一は二を生じ、二は三を生じ、三は萬物を生ず。
一人ひとりが、宇宙進化を進める力。
一人では何も出来ずと思うなかれ。
初めは小さな波紋なれど、波紋は時空を超えて拡がり、やがては大きな渦となり、見えざる力を発揮せん。
神の経綸進めてゆけよ。神の御意図をこの世に映し、動かすは人の役。
神にも出来ぬこと、起こせぬこともあり。神の起こせぬことを助けよ、人よ、力となれよ。
気づきし者は、神の手となり足となり、己の役目を全うするのみ。
人の多くは欲に眩(くら)みて、道を踏み外しゆき、
神の声は聞こえず、光も届かず。
神の思いがわかる者よ、神との縁を結びて、繋ぐ手伝いをせよ。
次なる世には間に合わぬ。
己の全能力を、神に捧げて仕えるべし。
命の果てる最後まで、この世の役目を残さず果たせよ。