神と人は一体となりて、行を積みゆく

人にはそれぞれ、お役目あり。

 

神にもそれぞれ、お役目あり。

 

人には人の力あり、神には神の力あり。

 

神も人も、力を合わせて、

 

一つの全き、完全なるもの創り出し、宇宙進化を為す。

 

神はお役目を果たすことで、森羅万象循環の仕組みが滞りなく進み、人が調和の元で生きることが出来るように、見守り、行を積まれておられる。

 

 

人も神も、行の進みゆくにつれ、霊層高まり、それに伴い、お役目も変わり、昇華(しょうげ)を積むなり。

 

神の行の怠り乱れは、人の世界にそのまま写され、人の世界にも乱れが生じる仕組みなり。

 

神と人は一体となりて、行を積みゆく。

 

人がこの世に生まれ生かされるは、神の世界を物質界に現わすことなり。

 

神のみなれば、事を起こすこと無く、物質も命も無し、生に意味無し。

 

神は不足作りて、対なる陰陽作りて、物質界を動かさんとす。

 

完全完璧なるは、動きも止まりて、無となり、死となる。

 

互いの欠けを補い合いて、助け合い、良き循環生まれ、和が生まれることこそ、宇宙原理の根本であり、陰陽生み出されし初めの法則なり。

 

真の賢者は我欲無く、陰陽二元性を超え、与えられたる道をただひたすらに歩むなり。

 

神は人が過たず、苦しまぬよう、光を示し、正しき道に導くが 、人は我欲、浅はかさ故 、道を外れて、あえて険しき道をゆく者、より楽な道をゆく者 、寄り道、遠回り、時を無駄にする者多し。

 

他に振り回されること無く 、過去に執着、こだわり無く 、不平不満言うことも無く 、平凡繰り返しにも耐え 、己の前に示された道のみを、無心に進めよ。

 

高き視点を養い、足るを知れば 、己の為すべきはいかなるや 、手に取るように見えるなり。

 

人が心の中に神の社(やしろ)を建てるなれば、神社という形は本来必要なきもの 。

 

なれど、今の荒れ果てた人の心の内には、宮は無し。

 

神のご意図も届くことなし。

 

地球の自然万物は、その体系を崩し、取り返しのつかぬところまできてしまいし。

 

人の遅れは、心にあり。

 

気づかぬ者は、神の救いも届くことなく、宇宙、空間、時間の一切から、魂は消され、永遠に消えゆく仕組みなり。

 

神の御意思(みこころ)わかる者よ、神のご意図を、我が意とし、神と共に、この世創らん。

 

神に愛され、認められ、神の最も歓ぶは、純粋、誠の、無垢なる魂。

 

一人ひとりが、己を浄め、高め、神の御意思を自然に行い、神人一体、合一する、そが神の望まる人の昇華(しょうげ)、精進なり。

 

神に示せよ、己の真(まこと)を。

 

樹

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