生とは現世での状態、命とは永遠に続く魂なり。
命は与えられし瞬間から永遠に続き、生と死を繰り返し、あの世でもこの世でも、やるべきお役目、定められし。
あの世とこの世の違いあれど、貫くはひとつなり。
どの命も元ひとつ、同じなれど、魂の曇りぬぐい去れぬ程汚れ、どんな光をもってしても、清まることもなく、神の祈り御意思(みこころ)に沿わぬ者、神仕組みによりて、その命、消滅される。
我欲なくし、己なくし、宇宙と調和とれし時、神の祈り御意思は、御魂に映され、己の意思となり、神の祈りの世界をこの世に顕現させ得る。
今この時、日本も地球も、様々な危機の中にある。
打つ手なし、我一人では何もできぬと思うなかれ。
真摯に向き合い、行動し続けるなれば、その波動は響き渡りて、遠く離れし地にも伝わり、少しずつ変化をもたらし、 同じ志にて動き出す者増え行かん。
波動は全ての元なり。
この世で起こる出来事も、心身の状態も、全て一人ひとりが放つ波動が因となりて、この社会は作られし。
罪人作るは人なり。
今この世にある罪、この世の全ての者で作りし事に気づかれよ。
一点の曇りなき者この世に存在せぬ。
神より授けられし御魂、自ら汚し曇らし貶めることなく、各々が波動整え、良き波動を放つことが肝心なり。
苦悩を抱え、迷いの中で生きる者も多し。
この世でのご縁、巡り合わせにて、導かれる者、導く者、立場は変われど、いずれも同じく学びあり。
導かれる者が、導く者からのみ学ぶに見えるが、どちらが優り、どちらが劣るかという考えは、狭き人間の尺度、浅はかな見方なり。
互いに欠けしものを補い合い、学び合うとの謙虚な姿勢が大切なる。
人を救うのは難しきものなれど、人の救いを手伝えよ。
己のみの精進になく、全ての人類が救われるよう、努力を惜しまず手伝えよ。
子孫の霊行、精進により、己の先祖も救われるなり。
人の多くは、苦悩の素を外に見て、不平不満、己の内を見ることなし。
苦悩の素は、己の内にあること気づかせ、己の歪みと狂いを悟らせ、思いを変えさせる手伝いが救いになる。
まずは、優しき言葉をかけ、悩める人の心を和らげ、慰め、神の光に導けよ。
真に人を救うは、人にはなせぬ。
御魂の救いは、神の見守り気づき、真に神と結ばれること。
苦悩苦痛を和らげ、癒し、取り去ることは、真の救いにあらず。
人の苦悩苦痛は、禊と浄化の機会、神の恵みなる故、人間心の憐憫で、救うに見えるなれど、かえりて邪魔なり。
神の心を伝え、目覚ます、それのみでよし。神との縁こそ、真の救いなり。