清き音こそ、浄めの始まり

神我一如の一体観こそ、神が惟神(かんながら)に立て給ひし道なり。

 

御霊の曇りなくなれば、直ちに天の働きそのものの実相、示現(じげん)されるなり。

 

事有れば、必ず言有り。

 

言有れば、必ず事有り。

 

言は事であり、神である。

 

それ故、汚き言葉使うは神への冒瀆なり。

 

発した言葉は響きとなり、森羅万象全てに影響を与える。

 

循環なるが全ての根本。神仕組み、全ての大元、原理の元となる。

 

言葉も循環。波動となりて循環し、宇宙の隅々にまで巡りて伝わる。

 

波動の狂いはこの世も宇宙も乱し、循環繰り返し、止まることなし。

 

なれば、狂いし循環止めて、正しき波動を拡げ、繰り返せよ。

 

神も、仏も、人も、森羅万象全ての命を結び合わせて、共振共鳴、無限世界の循環なせよ。

 

循環巡りて回り始めれば、しだいに巨大な渦が巻き起こり、力は高まり、流れは留まることなく、さらに強まる仕組みなり。

 

神の経綸も、速くに進みて、成就せん。

 

地球の波動の狂いを正す者よ、神の手伝いしたく思わば、神のご意図を深く知り、さらに己を浄めて、鍛えて、磨き上げ、神の波動に高め合わせよ。

 

御魂の汚れ(けがれ)は言葉に表れ、波動を低め、弱める素なり。

 

今、言葉乱れたるこの世。

 

言霊の神の怒りは凄まじきなり。

 

言葉は本来、人を清め調和し、円満に生きるために与えられし。

 

なれど、その有り難き言霊をどこまで汚すのか。

 

悪しき言葉は凶器となり、突き刺さりて、人の魂も己の魂も傷つける。

 

言霊は神の祈りであり意思である。

 

美しき言霊は、信頼、絆を強め、大きく和を拡げ、美しき世を創り出す。

 

その和を拡げることこそ、地球立て直しの今必要な事なる。

 

美しき言霊発して生きるは、天地の氣を受け、霊力 威光を顕現し、自ずから如意自在の人生となる。

 

神性曲げ汚すことなく、磨き、神我一如の自覚持ち生きるが肝心なり。

 

神の波動に高め合わせ、神の波動と相和し、神の言葉で祈るなれば、遠き遥か太古宇宙と結ばれ、狂いを正さん。

 

神の波動なる音霊、言霊、元に潜めし霊力は、この世の生きとし生ける全てを浄め、動かし、循環するなり。

 

言葉の始めは音なれば、清き音こそ、浄めの始まり。

 

文字も同じことなり。書く者の心が神と相和すれば、著す文字も自ずと高まり、光を発し、周りを浄めん。

 

人が神から賜る恵の最も尊き、ありがたきもの、感謝すべきものは、言葉と文字と光なり。

 

人は清らかな音霊、言霊を通して、この世に神の祈りを、素直に、純粋に、無心に、あらわすべし。

 

清らかな音霊、言霊を発するには、神への感謝、人への感謝、人の幸願う、素直な誠の心のみあればよし。

 

神とのご縁を結べぬ、汚れと曇り強き魂は、まずは曇りを取る手伝いをしてやれよ。

 

神と人とを結ぶもの、そが言葉なり、祈りなり。

 

トンボ

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