かむながら・・・

【かむながら

みかみとともに

とこしへに

かみにゆだねし

わがみわがたま】

 

【惟神

御神と共に

永久に

神に委ねし

我が身我が魂】

 

◉大和の国の建国理念は、「和を以て貴しと為す」です。

 

この理念を貫くことができれば、真に穏やかな生活が出来、諍い争いなど起こりません。

 

人の始めの祈りは平和です。

 

争いも無く真に穏やかに、そして人は支え支えられ、助け助けられ、互いを尊重し、睦み合うのが人の始めの姿です。

 

人は皆神の分け御霊ですので、すべての人が縁者であり、一心同体、元一つです。

 

それを悟れば、人と争うことなど愚かであると気付くのですが。

 

平かで、和(なご)やかな世界を創るのが神の始めの祈りであり願いです。

 

魂と、心と、肉体は全て神から賜りしもの。

 

魂は神からお借りしている大切なものですので、返すのに汚してなりません。
汚し乱したのであれば、直し浄めて返すのが当然の道理です。

 

そして、今この時、神の祈りを甦らせ、人は与えられた一日一日(ひとひひとひ)を大切に生き、一瞬たりとも無駄にしてはなりません。

 

日本人は謙虚で、慎み深く、神や自然への感謝を持つ民族です。

 

何事にも執着せず、こだわらず、素直に生きることが出来れば、心は穏やかです。

 

真に穏やかな人は、どんな事が起こっても、誰から何を言われても、決して動揺することもありません。

 

後悔や自責の念もなく、すべてを喜びとして捉えています。

 

人々が嫌々ながらこなしていることや、義務的な作業などさえ、穏やかな人にとっては、学び、成長、人様のお役に立てる、という喜び幸せなのです。

 

中庸、穏やかになった時、人はすべての事象を、正しく、ありのままに見る事が出来ます。

 

そして、人生のあらゆる苦から解放されます。

 

中庸、穏やかになるのを邪魔するは我欲です。

 

苦は自我が因で始まります。

 

苦しみ不幸を招くのは、自我の強さであると悟るべし。

 

神の御意図は調和にあり、
全てが調和に向かって動くのがこの宇宙です。

 

人は神の子。誰でも神を感じ取ることが可能です。

 

神の息吹を呼吸すること。

 

人は神の慈愛をこの世に映すこと。

 

人も神の祈りに共鳴し、感謝の思いを波動で広げること。

 

惟神に生きるには、まずは我(が)を捨て、神の視点で生きること。

 

花畑

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