【ひからとを
にぎてではあく
とをどうり
ひふみとなえよ
ひとはひとなり】
【一から十(ひからとを)
握手(にぎて=和幣)で把握
十道理(とをどうり)
ひふみ唱えよ
人は一十(ひと)なり】
◉一二三四五六七八九十、ヒフミヨイムナヤコト。
これは、宇宙全体を一つと把握した先天の始源から出発してくる道のことです。
【ヽ】(ヒ)とは、、天地の初発の凝りであり、父母の一滴です。
このヽ(コリ)から、火水(イキ)・陰陽の両儀に吹き別れ、これを【フ】と言います。
その吹き別れた水を【ミ】と言います。
その火水(イキ)を與(ク)むことを【ヨ】と言います。
その火水(イキ)與(く)んで、息の出入りが列(ツラ)なることを【イツ】と言います。
この五言【ヒフミヨイ】は左の指に位します。
次に、男子の水のミと、女子の水のミと合わせたものを【ム】と言い、睦(ムツ)むです。
睦て互いに氣與(イキクム)ことを【ナナ】と言います。
その水火(イキ)の文(アヤ)になることを【ヤ】と言います。
その文與氣(アヤクムイキ)の凝(こ)ることを【ココ】と言います。
その凝った水火(イキ)の與終(クミヲハル)を【トヲ】と言います。
この五言は右の指に位をなします。
このように、人は左右の指を折り、十の数を知るのです。
両手指を次々に握って、十指を言霊により一二三四五六七八九十と数え、判断掌握するのです。
つまり、神の原理・原則・律法から始める演繹の道です。
「人は宇宙の縮小なるものであり、宇宙創造の姿が一から十。人は一十(ヒト)=仁になりなさい。」と言う教えが天皇家の教えです。