ちのたまは・・・

【ちのたまは

うちゅうのちから

ひびきなり

ちのくらぢざう

くにのとこたち】

 

 

【チの霊(たま)は

宇宙の力

響きなり

地の蔵(ちのくら)地蔵

(ちざう)

国之常立】

 

 

◉「チ」の言霊(ことたま)は「内に満る霊(たま)」です。

 

地球、ヤマタノヲロチ、血、父、乳、力、町、散る(花が散るのは十分に満ちるから散るのです)。

 

根源的な力を持つものは「チ」と呼ばれます。

 

また、「ミヅチ(水の霊力)・カグツチ(火の霊力)など、人が制御出来ない恐ろしい力を持つものは「・・・チ」と呼ばれます。

 

釣り針のことも「チ」と言いますが、海の幸を手に入れる力を「チ」は持っているということです。

 

地蔵は現在では「じぞう」と書きますが、第2次大戦後、基本的に「ぢ」の使用を制限して「じ」に統一するようになりました。

 

ですから、本来は「ぢぞう」です。

 

しかし、旧仮名遣いでは「ぢざう」です。

 

国祖である国常立尊(くにとこたちのみこと)は、地上神界の主宰神です。

 

この太陽系宇宙の祖神(おやがみ)でしたが、ご退隠されて艮の金神(うしとらのこんじん)と呼ばれるようになりました。

 

スの神である大国常立大神(又の名を天之御中主神と言う)と国常立尊は神格においては本質的に同一神ではありますが、役目が異なります。

 

大国常立大神は宇宙一切全てを司る神です。

 

国常立尊は、大国常立大神の直接の分霊分身で、この地上神界を司る神です。

 

地蔵とは地の蔵です。

 

地蔵は国常立尊の化身としてお働き下さってます。

 

大樹

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