心の平安を保つことは、最も重要な修養のひとつです。
外の世界に惑わされることなく、また、内の世界にも囚われることなく、自分を生かす全てのものに感謝し、日々のやるべきことに集中し、他と比べることなく、自分の道を進むのみ。
思い悩むは、不満の証であり、神仏への感謝が足らぬ証拠。
周りへの感謝と神仏への感謝さえあれば、恐れるものは一切無し。
必ず心の平安は訪れるし、保たれます。
真におだやかな人というのは、何をすることも喜びです。
ほとんどの人が嫌々こなしている作業さえ喜びの中で行います。
他人からの誹謗中傷・侮辱・誤解を受けようとも、つらい出来事や困難な状況になろうとも、他を非難することもなく、おだやかな心を保ちます。
どんなことが起ころうと、また誰から何を言われようとも、決して動揺しない心の状態です。
それが、真のおだやかさです。
真のおだやかな人とは、ただいるだけで、周りを自然に勇気づけることができます。
そして、全ての物事を正しくありのままに見ることができます。
人はこの真のおだやかさを身につけた時、人生のあらゆる困難・不幸から解放されるのです。