霊性とは人間の本性であり、神性・仏性とも呼ばれ、真心・誠心でもあります。
この一瞬一瞬を、神の子としての価値を最大限に具現化し、神からの使命を日々果たしていく努力精進が、霊性を高めていく一番の近道です。
時は刻々と過ぎてゆきます。
太陽は昇ったら戻らないのと同じく、今のこの瞬間が大切なのです。
この一瞬一瞬を大切にできないということは、霊性・神性・仏性、そして与えられている能力をも粗末にしているということ。
「粗末」とは、「末」は「粗」くなるということです。
この世をけなし、そのものをぐちる事になります。
つまり、創造主への冒とくです。
天地自然・神仏をけなし、腐すこと。
愚痴が多い人は、解決策を見出す「智慧」がないのです。
あれこれ理由を言い、「・・・だからダメ」とか言うのではなく、対策を見出し「こうすればいいかもしれない」と、他のやり方を見つけようとすればいいだけです。
愚痴を言い諦めるのは簡単です。
愚痴を言い諦める時は、その状況世界は非常に狭い囚われの世界にしか見えないのです。
狭い個の視点からだけでなく、広い天の視点から物事を見て、正しく考え、判断し、行動できるといいですね。
その能力を我々は皆授かっているのですから。
不可能に想える一つ事に囚われてはいけません。
不可能に想える一つ事にも、もっと広い視野で見れば、必ず解決の端緒は見つかるものです。
自分の命の意味や、生の根源も知らず、不平不満や愚痴に明け暮れるという、愚かな罪を重ねるのは避けたいですね。
全ての事象現象は、自分の欠けを気付かす機会です。
不平不満を言い、自分を貶めるのではなく、出会いし人を敬い、畏こみ、事象現象、全てに神のご意図を見出し、感謝して過ごしたいですね。
