神の御心、御霊を分け、多くの恵みを与え、神の慈愛の限りをもちて、人を創りしが、いつしか人は、神から離れ、神のご意図に最も遠く、最も汚れし存在と成り果てる。
言葉を与え、修行を課し、人の努力精進に賭けて、神の世界をこの世に顕す役目を託すが、何故かくも魂汚して堕ちぬるか。
目先の苦しみ、不足ばかりに目をくらませ、神の慈愛に気づかず、感謝せず。
神は、今の地球の窮状に、
心を傷め、悲しまん。
今の地球の窮迫は、今の人類全ての者が、 作りし罪科、責なれば、今こそ禊ぎ浄めゆく時なり。
神は、みずから離れる魂を、見捨てゆく。
神は始めの経綸よりも、はるかに厳しき立て替え、立て直し、立て分けを、天変地異を、起こして成就、全うせん。
神の辛かる思いを感じ取り、神に人類の罪を詫び、神の悲しみを救えよ。
神を救うは、己を救い、人を救い、神の手となり足となり、神の使いとして働くこと。
目覚めよ、人よ。
人の力でいかほどまでに、
人自らを救えるものか、神は人に預けて委ね、控えて眺めん。
手を引き、すべてを任すが、心は寄り添い、思いは送るぞ。
神の真理を、宇宙の原理を観じる者よ、神の思いのわかる清き魂たちよ、受け取れよ、力を、恵みを、光を、心を。
すべてを託すぞ。
御魂に曇り、汚れのなくば、何一つ恐れる必要なし、構える必要なし。
神に対峙し、己を委ね、己を捧げよ。
神に祈りと誠を捧げ、おのが御魂の浄めを示せよ。
人の御魂は、神のもの。
汚れ曇りを残すことなく、浄め禊ぎて、死して後、お返しするなり。
神は清らかなる、昔の魂を受け取り、救われる。
人が神に出来ること、そは、神に感謝し帰依すること。
神は、人が祈りを捧げ、真(まこと)を捧げ、神に仕え、神のお役に立つを喜ぶなり。
それのみにて、神は救われる。
己の昇華は、すべて己の心がけ次第。
己の禊ぎを苦労と思わず、与えられし恵みと感謝し、昇華を達せんと、自ら禊ぎ、自ら鍛え、苦難困難を耐え抜きて、自らを高めんことを、神は見守り待っておられる。