神代の世界の実現は、真摯に謙虚に生きるのみ。
儀式も呪術も要らぬもの。
まずは、己の出生地の産土神と在住地の氏神に、感謝と崇敬の真(まこと)を捧げることこそ、人としての、人の道たる務めなり。
一人ひとりの心の内に神の宮を立てるなれば結ばるる。
己の奥には宇宙意識と共鳴し、神と結ばるる玉の緒有り。
無心無欲に、純粋に、祈る言葉と行動は、神の心に通じ届きゆく。
言葉賜るその意味は、この世に天意表し伝え継ぐため。
惟神(かんながら)の道は遠くに非ず。
身近なここより始まるなり。