これらの三つのものは元々は一つであり、皆同じもの。
この世に降り立ち、人の肉体の中に宿れば、それを魂と言い、肉体を動かす力である命をいただきます。
霊というのは、高次元、この三次元を超えた意思ある波動・エネルギー。
それには高い波動で人々を導くものもありますが、負の波動を持ち、人に憑依する存在もあります。
人間界に近く、人の世界を見守り導く存在。たくさんの霊能者がこの次元から導きを得ているようです。
神はもっと高次元であり、高次元であればあるほど、直接は霊媒になり、エネルギーを肉体で受け止めることは不可能です。
あまりに高ければ肉体である脳など破壊され、狂ってしまうでしょう。
それができる霊媒は、徹底的に修行されたわずかな方のみです。
世に出ている、見える聞こえるという霊能者といわれるほとんどの方々は、神のお取次ぎである霊を通してメッセージを得ています。
キリスト様からメッセージです・・・とか、天之御中主様からメッセージです・・・とか、お釈迦さまからメッセージです・・・とか仰る方がたくさんいますが、霊が取り次いでメッセージをくださっているか、または完全に違ったエネルギーに惑わされ騙され遊ばれているか、勘違いの方々ばかりで、申し訳ないですが本格的な霊能者は本当に数少ないと言わざるを得ません。
御本人は気づいていないのがほとんどなので、たいていの場合は、何も告げずに見守るだけで、そっとしておきますが、その方が本気で魂成長を願い、厳しいことも受け止めるという姿勢であれば、はっきりと告げる場合もあります。
その方がどこの次元までを目指そうとしているかです。
霊魂とは、肉体が無くなり、この世を彷徨う間の名前で、肉体が無い意思のみが残す波動です。
霊媒体質の方はあちこちでそのような彷徨う御魂たちに憑依され、苦しい想いをする方もいます。
自分の肉体の浄化力が強い方や、バックの霊団や神々の守りが強い方々は、さほど影響を受けることなく対処できますが、バックの霊団のお力が弱い方々は、御魂を天に上げる力も無いので、数体か数十体ぐらいに憑依されただけでヘロヘロになり、体の調子がおかしくなるか、倒れてしまうでしょう。
本人の御魂の光も強く、バックの霊団もしっかりしていて、かつ高次の神々としっかり繋がり、御力もいただいている方は、数千体かかられても倒れずに対処できます。
小さな負のエネルギーに対しても、いちいち顔をしかめることも、苦しむことも、キャーキャー言うことも、一切ありません。
霊が次元を落として人間に教えをしますが、それらは表面的な五感ではなく奥にある潜在意識を通じて伝えてきます。
この御本人の中に備わっている「魂の柱」こそが、神との接点となるものなのに、人は外部から来るものにばかり操られ、自分の守護神からも離れ、邪なものに遊ばれ、迷いの道をまっしぐら。
神との接点であるこの柱が、一切曇らず、汚れぬようにし、(我欲を徹底敵に無くす)中庸の状態を常に保ち、調和を目指し生きることをすれば、外部の存在に惑わされないことに繫がります。
高き視点で(人間の視点からのみでなく、常に神々の視点からも)物事を見渡し、見極めることが大切です。
自分を信じることはとても大事ですが、信じている自分は大丈夫か!?と、時には自分を疑い、戒めることも必要です。
そして、周りの方々から忠告やアドバイスを受けたのならば、たとえそれが自分の意見と異なろうとも、相手を非難・否定することなく、それを素直に受け止め、しっかりと見極め、学ばせていただく姿勢でいたいものです。
神の祈り、真の望みは、人の心の向上と、魂、霊の波動の高まりです。
神の恵みの全てに感謝して、神の祈りに応えることが出来るように、己の御魂の次元を上げて、神に近づく努力が出来るといいですね。