生活に四季を取り入れ、愛でることは、とても大切です。
旬の食を取り入れることは、体内の循環を整え、心身も癒します。五感で季節を愛でることは、心を豊かにし、魂も自然と浄化されます。
今の地球を救う答は、宇宙と己が一体であることを、そして、全ての命は元一つであることを、全ての人が思い出すことです。
物に満たされている現代人は、まだ足りない、物足りないと、不満を抱き続け、感謝の心は薄いです。
物質金銭に満たされるほどに、失う不安に襲われ、執着し、己を見失ってしまいます。
地球の立て替え立て直しには、まず己の循環を正すことですが、それには、足るを知ることです。
足るを知れば、今命あり、生かされているだけで感謝できますし、神仏、先祖、両親、周りの人たちにも、素直に感謝できます。
そして、己の中に富を見つけることができます。
これこそが、真の豊かさに繋がります。
自然界も人間の体も、全てのものは五つの要素、木・火・土・金・水、五行に分けられるという考え方があります。
「木」は、草や樹木のことで、茎や枝葉がどんどん伸びる様子から、柔軟に広がる伸びやかさの象徴。
「火」は、熱や暑さや勢いがあり、上昇する性質。
「土」は、土の持つ豊かさや濃厚さ、そこから様々な物が生み出されたり作られたりすることの象徴。
「金」は、鉱物や金属の性質である鋭さや乾燥や透明感、清らかさなどの象徴。
「水」は、下方に流れ、潤いを与え、全てを養い、育み、冷たさや静けさを象徴。
体について言えば、木・火・土・金・水は、肝・心・脾・肺・腎の5つに対応しますが、東洋医学では単なる臓器を表すのではなく、体の機能を示し、これらと感情は密接な関係があります。
怒りが強いと肝を痛め、いつも余裕のない焦った状態であれば心を痛め、悩みがあったりストレスが多いと脾を痛め、悲しみが強いと肺を痛め、恐れは腎を痛めてしまいます。
人の負の感情は免疫を落とす大きな因。
足るを知り、常に中庸の状態でいることができれば、どんなことにも感謝できますし、周りで起こることの全てが学びなので、感情に振り回されることもありません。
そして、体内の循環も正され、体内に溜まっている毒も排出され、免疫力も高まります。
この世の様々なものは、複雑に絡み合い、自分の目に見える関係だけで動いているのではありません。
五行思想はそんな大切なことを私たちに教えてくれています。
そして、人は先祖や両親や前世の自分から受け継いだものや、負の波動が潜在意識に溜まっています。
この人生の中で溜め込んだその負が膨らめば、負の運を引き寄せます。自分を浄化し家系の氣を清めるのは、私たち人類の役割です。
自己浄化をしっかりし、子孫にも次の自分にも負の波動を残さないようにしたいですね。
人と地球は一心同体。
自己浄化は地球浄化。
宇宙や自然の中に、神の摂理やご意図を読み取る者こそ、真の智者です。
あちこちに出向いての参拝や地場調整もとても大切なことではありますが、毎日を愛で、生きること、そして純粋に真っ直ぐな心で笑顔で生きることが何よりも大切。
どこまでもどこまでも美しい心で生き、自己浄化し、地球の傷を治し癒し、本来の美しい姿を取り戻したいですね。