食や物あふれ、便利になり過ぎ、様々なる問題抱え、混乱、混迷の今の世。
人類の、これまで犯せし罪科(つみとが)、穢れの一つひとつを償えよ。
人は禊ぎて、神に詫び、罪を贖(あがな)い、命授けられし意味をわきまえ、身を慎みて生きるべし。
我欲にまみれ、我慢忍耐できぬ者増え、人を騙し、命を奪ってまでも金品奪う者もあり。
人は本来 罪深き者。生きる全てが罪の連続、他を傷つけずに生きる能わず。
宇宙の始めより、全ては繋がる縁のもの。
事象現象、全ては分かれて見ゆるも、全ては同根なり。
独りのものと見ゆる罪も、邪悪も、正義も、幻影なるを悟るべし。
罪は個人の罪ならず。この世の人類全てが罪の責あり。
自殺に、犯罪、全ては戦後の過ちのつけ。
富、地位名誉のみを追う、己の我欲優先の生活、心のゆとりや豊かさも失い、人としての在り方、心を高める正しき教育をないがしろにした結果なり。
人の心の本質の、愛ある心を取り戻し、思想、教育、家庭を見直せよ。
己の周りの身近な人に、真の感謝、真の言葉を表し、見せよ。そが、心の栄養となりて、拡がりゆく。
己の生命そのものが、神の愛なり、光なり。ただ透明に、真っ直ぐに、光を透す管となり、周りに愛を注げよ。
周りの人を信じることが難しき世なれど、人を信じる心を失うなかれ。
己の周りにいる人、誰も信じられなくなる世ほど、悲しきものはなし。
誰も信じることができぬ世、日本の終わりなり。
闇強き今のこの時こそ、人と人との絆深め、信じることのできる人を増やしゆけよ。
人との出会い、縁の全てが学びなり。己の欠けを気づかす機会。出会いの中に、神の御意思を見出し、出会いし人を敬い、大切にせよ。
この世の万物見えぬ糸にて引き寄せあい、縁を結ぶ。
神との縁、人との縁、物との縁、動物や虫や植物との縁。
この世に何十億という人がいる中で、親子 夫婦なるは奇跡のようなもの。
親しく交流するも、極稀なる縁。
人と人との縁希薄なるこの時代、結ばれし縁大切に、互いを思いやり、魂磨きて生きることが、苦難を乗り越える助けとなり、この集まりたる光こそ世を救うことに繋がらん。
己を信じ、人を信じることをあきらめることなく、光の世を創るべし。
今立て分けの現象はっきりと表面化し、道は完全に二つに分かれゆくを見せられる。
純粋に生き、努力の報われる者。
邪と欲の心を持ち、闇の渦に巻き込まれ、自ら滅びゆく者。
光と影、両方見せられ、心穏やかに保つも難しきなれど、闇深き中、邪と欲にとらわれず、いかに己の光を保つことができるや、試されておる。
謙虚な心、周りと和する心大切に、光となり、ひたすら努力なせば、神は必ずや光を当てん。
この世は全て映し鏡なり。
心の鏡が曇りておれば、歪みが生じ、正義も真の正義にならぬ。
澄み静まった清き水が、森羅万象の姿を映し出すように、心の鏡を美しく磨きて、真の光を映し出し、心の本源を悟るがよい。
人の霊性、神化(進化)の証を、今こそ人は試さるる。