太古の昔、宇宙の混沌の中にて、銀河系、太陽系、星、天体の創られし後、最後に、神は人を創り、神の御魂を分け与え、能力、知力、体力、全てを神に従うように、作り備わせ、与えたり。
植物、動物は、神の心を尊び讃える心はなし。
人は宇宙の神秘を讃え、神の慈愛に感謝を捧げ、自然の美しさ、豊かさ、命の息吹きを讃える、宇宙の意思が埋めこまれた命なり。
人の自らの努力精進にて、分け与えし時の、最初の清らかなる御魂に戻り、神の元へと戻るよう、神化(進化)の過程を遺伝子にこめ、定めしもの。
神の望みは、人の御魂の向上、真の浄まりなり。
神は人を禊ぐ為、苦しき辛き試練を与えて、ただひたすらに見守り任せる。
神は人を禊ぐといえども、神の計りし禊ぎにあらず。
神は自ら、禊ぎを定め、罰を与え、それぞれを裁くにあらず。
この世に起こり来る人の不幸の全て、困難苦難、事象現象は、己の招きし結果なり。
神は定めず、一切決めず。
神は宇宙原理の法則、原因結果の法則定めるなれど、進めてゆく責は、人にあり。
悪しき原因作りし後には、悪しき結果を得るが当然なり。
法則定めて、人が自ら気づきて、修正し、元に戻れるようにと、宇宙を動かす。
神の真のご意図は、辛き苦しき試練なくとも、人自らが禊ぐ努力をし、御魂を浄めること。
人は人、神にはなれぬが、神の一部なるが故に、本来神と人との間に、境界はなし。
宇宙の仕組みも、神の御意思も、御魂の奥底にて観得し、神人合一なれるもの。
人の命は宇宙と繋がり、神の経綸、宇宙の進化と呼応せるもの。
人の霊的目覚め、霊的進化(神化)を、神は待ちわびるなり。
人は神の子、愛しき宝。神は人を等しく愛でなん。
神の子なれば、応えよ、人よ。神に真(まこと)を示し、神の喜ぶことをなせよ。
神の意に適わずは、人の思いは神に届かぬ。
我欲なくして、無心になれよ。神の心に適うまで、御魂磨きて、神の波動に調和せよ。
神に賜る魂を、己のものと間違うなかれ。死して後、お返しするなれば、御魂の汚れを浄め、元のままの清らかなる御魂に磨きて返せよ。
人の使命を忘れることなく、神の願いをこの世に顕し、役目を全うした後、帰還せよ。