言葉の枠を超えよ

神の世界に近づきたくば、言葉を浄め、心の持ち方正すが始め。

 

言葉は人の心なり。

 

心を浄めるなれば、言葉も自ずと浄められん。

 

言葉の清き、正しき人は、心も自ずと富みゆかん。

 

全ての叡智、全ての真理、神の世界は遠くにあらず、己の心の内に秘めしもの。

 

内なる霊性目覚ます為には、真(まこと)の言霊、心の底に響かせること。

 

真とは、嘘無き本物、純粋な心を伴うものであり、一切の混じり気なきことなり。

 

言葉の波動は、この世の生きとし生ける全ての命を浄めて、汚れを流さん。

 

神国、日本の言葉は祈りなり。

 

神意(真意)をそのまま表し、尊く高き波動のこもれる言葉は、人類全てを癒し、大地をも浄めん。

 

なれば、日本人の役目は、言葉の世界を広げゆくこと、言霊にて世界を浄化すること。

 

言葉は全てを隔て、全てを繋ぐ、分離と統合なり。

 

言葉は物や物事を囲い限定す。

 

文章となり、統合された時は、調和を奏で、美しきものとなる。

 

会話もさなり。

 

人と人とが会話をするといふことは、分離から統合されるといふこと。

 

美しき統合の為には、美しき波動の言霊を発する必要あり。

 

一物を表す分離したままの言葉のみに焦点をあてるなかれ。

 

常に全体を把握し観ること肝心なり。

 

限りなく空に近く、限りなく海に近い、空と海の境界線。

 

空は海となり、海は空となる。

 

どちらが空か海かわからない場所が境界線となっておる。

 

水面は空と海を隔て、且つ、両方を強く繋ぎ、溶け合っておる。

 

空海といふのは、光と闇、陰と陽、霊と体、全ての分離と統合を示し真理(神理)を含む言葉なり。

 

言葉は素晴らしきものなれど、言葉に縛られ、囚われ、振り回され、本質を見失うなかれ。

 

言葉の枠を超えたところの、真理を感じ取れ。

 

海

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