個性と我執

人にはそれぞれ個性あり。なれど、己の我欲を個性と誤る者多し。

 

己の身勝手、独断、偏見、他に耳貸さず、自己中心、我を押し通し、己の感性を個性と誇り、人との差異を強調、優越感を得る。

 

真の個性は、人を助け、人を歓ばし、人を癒し、人から愛される柔軟なもの。

 

神はそれぞれに、個性を与えて、その個性を活かし得るよう、能力、霊行、役目を与えるなり。

 

己の我執を個性と取り違えることなく、正しく見極め、己の本質を見定め、磨き高めよ。

 

神は、人皆、何ら差別せず。

 

一人ひとりに役目を与え、その役目に沿いて、それぞれの能力を与え、差を設けられし。

 

故に、人の目からは、差と見え、優劣と見え、不平等に思えようが、それは誤りなり。

 

神は、それぞれの人に差をつけたのではなし。役目に応じて、能力の差を多少つけたに過ぎぬ。

 

今の世、己の役目見失いし者多し。

 

己の能力、個性、資質、体力、知力を、己の満足、欲望、くだらぬ利益追求の為に使い、神の御意思(みこころ)に適わぬことに明け暮れる。

 

自我と我とは異なるものなり。

 

人の成長発達過程の一つとして、自我が芽生え、自他の区別が始まり、自他の存在を認識することは大切なり。

 

自我なるものは、正しく良きに使わば、益なるもの。否定するものでなし。

 

なれど、己のみの得や幸せしか願えぬ自我は、悪しきもの。

 

自他共に大切にしてこそが、正しき自我の成長の在り方。

 

人の我は、神から与えられし慈愛なり。

 

なれど、今の世、己の欲求を満たすためのものになり、地球の調和を乱さんとす。

 

人が成長し子孫繁栄生存するためには我は必要なれど、我欲で暴走したる世になれば、様々な争い生みて、調和乱れ、世界は混乱し、破壊に向かう。

 

人のお金に対する執着は、己さえよければと精神を貶しめん。

 

自然を破壊し荒廃させ、人は自らの命を縮めんとす。

 

今地球に必要なのは、己のみの欲求満たす我になく、それぞれの個性と能力を活かし、周りの全てを幸せに導く光なり。

 

地球立て直しの今、大和の心と神性刻まれし魂持つ、大和民族に神は望みを託されん。

 

人は弱く無力なり。我欲無くして、己に何もなせぬを悟りて、無力の己を受け入れ、神へ通じし時には、神の力が働かん。

 

人の可能性、霊なる力に限界無し。あると思うが、限界作る。

 

人よ、霊なる者の自覚を持ち、神に委ねて、ただひたすらに、己の分に合うことを為せ。

 

神の祈りを顕す行いならば、見えぬ力が発動せん。

 

神の御意思(みこころ)に添う行いを為し、神に望まれ、神に求められる魂になれよ。

リス

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