今この世は勇気ある者求められん。
この世に罪なき者は一人としてなし。
非を認めず、謝ることなく逃げるは、己の弱さ、人として恥ずべき執着。
己の罪、過ち、非を認め、言葉と態度に示すは、己の心を浄める、尊き行い。真(まこと)の強さ、勇気なり。
真の強さを鍛えることは、相対ならず。
打ち克つ相手は、己なり。
己の未熟さ、己の弱さ、己の欠けを受け容れてこそ、真の強さ、勇気は鍛えられん。
勇気とは、自ら動き、自ら切り拓き、自ら創り、事を変えながら、自らも高めゆくこと。
なれど、自ら動かず人の指示を待ち、後に従う者多し。
勇気とは変化なり。
己の身を危険にさらし、切り拓き、突き進むも勇気なるが、賢さなくば、己の心と体を痛めるのみ。
地に足をつけ、周りの人や事を見極め、流れを読み取り、己の命を無駄にすることなかれ。
我欲を捨て去れば、魂曇ることなく、いつ何どきも目の前に真っすぐな道がみえようぞ。
進むも勇気、止まるも勇気、時には動きを止め機を待つことも大切なり。
動きを止めてこそ見えるものもある。
場を活かし、時を活かし、人を活かし、物を活かし、想いを活かし、光の世を創る為に勇気を使い分けよ。
己の命の中にある智慧なる勇気を目覚めさせよ。
何事も恐れず、神を信じきり、死をも辞さずに、ひたすら惟神の道(かんながらのみち)を進み、天、地、人、ひふみの循環正し、美しき世を創るべし。
天の神を動かすは地にいる人間なり。
神の経綸進展、人の進化は 未来にあらず。
未来の姿は 今この瞬間にあり。今の姿は 過去にあり。
過去から未来、全ての繋がりとして見通せ