人は皆、天命賜り、宿命に添い、運命を切り拓き、生きてゆかねばならぬ理(ことわり)なり。
天命は、変えるは不可能なり、背くことも許されず。
もし神に背きて従わぬのならば、その魂は天に引き上げ戻され、その罪を詫び、贖(あがな)うこと、長きに渡りて続くなり。
宿命とは、運命を切り拓いていく為の土台であり、生年月日、生まれた国や土地、性別、親や兄弟など、己の意思では変えられぬ。
学びの霊行をなし、天命を成就させる為、出会いを仕組み、最も適した境遇を与えられる。
運命とは、生き方次第、心次第で、変わることも有り、変えることも可能なり。
すべては己の放つ波動にて、最適な人や状況を引き寄せ、学びとなる。
よき運命を切り拓きたくば、まずは己の魂の汚れを取り去ること。
浄めが進めば、天命気づく。
日々の不平不満、天命・宿命受け入れられぬは、傲慢不遜、神への裏切り冒瀆なり。
人は、現世、過去世、この世に生まれし時より、人類すべてが身につけし罪を償い、穢(けが)れを祓う、そが務め。
神を信じぬという心の傲慢さ、曇り、そが最大の穢れならん。
天命・宿命を真摯に受けとめ、すべてを神に委ねて運命を切り拓けば、穢れし罪も浄められん。
天命成就に努め、さらに高めよ、神への信(まこと)と感謝の念を。