この命、この一日、このひととき、この一瞬をそなたたちは 生きておる。
二度と巡らぬ一期限りの生なれば、時も命も大切にせよ。
我欲無くして全てを委ねるなれば、神は最適最良の道を示すなり。人は迷わず導かれゆけ。
どんな喜びあろうと、どんな悲しみあろうと、どんなに心苦しかろうと、それぞれの時を過ごし 生きておる。
それは そなたたちが使える自由な時間、忙しいと思うのも自由、楽しいと思うのも自由。
一瞬一瞬の積み重ねを、辛い 悲しい 苦しいと思う時間の積み重ねにするのか、喜びいっぱいの時間の積み重ねにするのか。
良き事為さば、良き事起こり、良き事思わば、良き事表れ、全ては己の想念一つなり。
そなたたちの幸せを願い この世に送り出した。
八百万もの神がおると言われておるが、己の心が 神なるぞ。
時間を大切にとは、命を大切にと同じこと。
過去・現在・未来、神には全ての時が今である。人は無限の時をただ生くるのみ。
この世の時間、始めと終わりの境あるなれども、神の時間に終わり無し。真は無限、永遠に続きゆく。
水の流れも循環なる、これ同じなり。海に還りて、命は生まれ、また死にて、生まれ、永遠の繰り返し。
時間とは、一方向に流れるもので無し。自由自在に往き来する時の流れの無限の循環。
生きて 生きて明日に命を繋いでゆく。
多くの者が、目の前の現象に振り回され、その奥にある真実を見抜けぬ。
己を救えぬ魂ならば、神にも救えぬ、そは宇宙法則なり。
時間を使う意味 考えよ。
神は時間を超え、光となりて、宇宙を動かす。
人にはそれぞれの時間あるなれども、人も光の速さに己を委ね、時間を超えて、己を活かして、今を生きよ。