近年、私達の取り巻く環境は大きく変わっています。
産業構造の変革による行程の効率化、低コスト、低賃金の地域への工場移転など、なるべく速く安くと・・・・・。
速く安く物作りをする方法には幾つか有りますが、今後、重要になっていくのは試行錯誤を減らす事だと思います。
当社では三次元測定を通じて現状を速く把握し、それを的確に製品へ反映する方法を皆様に提供する事で生産現場での効率を高めるお手伝いをさせていただければと思っています。
今までは、専用機からNCデータを用いた生産ラインへと時代は変革してきましたが、今後、さらに生産ラインに測定という概念をもっと導入する事が多くなっています。
三次元測定自体も図面通りに製品ができているかの検査測定から不具合の原因究明のための形状の把握を目的とした物に変わっていくと思います。
現に当社へのお話は検査測定と形状把握の為の測定(これをスキャニング測定と言っています)が増えています。
また、NCデータだけではできない人間の手作業を取込んだ新たな物作りをしていかなければならなくなると思います。
人間の手作業を取込んだ新たな物作りで手作業で作成した形状を作成する度に手作業で仕上げていては時間がかかっていってしまいます。
昔ほど、時間がかかっても許されるような状況ではない今、手作業で作成した面であっても三次元CAD化を望まれています。
以前は三次元CAD化する事自体難しかったですが、今は機器、装置も開発され、時間も手間もかからなくはなってきましたが実態はなかなかうまくはできない状況ではないでしょうか?
当社では、リバースエンジニアリングの経験を生かして三次元CAD化のみならず、NCデータの作成、二次元の図面化等を行い皆様をバックアップさせていただければと思っています。