3Dプリンタによろ簡易測定治具の作成

測定業務を行なっていると、測定物を固定したいが形状によっては固定することが困難な場合があります。

1個や2個なら良いですが、10個や30個になると即席の治具では固定するのに時間がかかってしまい、効率が悪いです。

測定治具を作るにしても測定プログラムを作成しないと軌道がわからないことがあるし、正式な治具を作るのに時間がかかってしまい、測定する時に間に合わないなどがあります。

そんな時に3Dプリンタを使用して、簡易的な治具を即席で作ることにより、行程能力検査時などの準備段階での測定にも即座に対応でき、測定プログラムの軌道の検討も事前に検討でき、正式な治具を作成する時に変更手間を減らせることができると思います。

簡易測定治具を作る手間と費用はかかりますが、時間的、変更費用がかかった場合の事を考えると手間と費用をかけても効果があると考えられます。

実際に、今まで即席の測定治具で測定していた仕事がありましたが、3Dプリンタを導入して、それ用の簡易測定治具を作成して、測定したら、今までよりも効率的に測定ができました。

作成にも設計から作成まで、2~3日程度でできました。

今後は、活用できる事が証明できたと思います。